技術系
新たな電気設備を開発し、
効率的に品質の高い製品を
生み出す。
2018年入社/生産技術部 電気設計グループ
<ベトナム出身>
MISSION
私の仕事
生産設備に関わるハードとソフトの電気設計を中心に、海外拠点での新規設備の製作や改造、稼働後のトラブル対応を担当しています。トラブルの対応時は、確かな仕事を手がける正確さと共にスピードが求められます。設備の種類も多く、トラブルの原因を突き止めるだけでも多大な時間を要するため、常に意識しているのが、上司はもちろん、社外の施工業者や現場作業者の方と綿密な連携をとることです。実際に日頃から設備を使う作業者の方のほうが設備に詳しいこともあるため、そうした方々としっかりコミュニケーションを取ることにより、トラブルの原因特定のスピードアップ、生産ラインの安定稼働が可能になります。また、認識の相違がないようコミュニケーション能力を高めるために、日本語能力の向上にも力を注いでいます。
MOTIVATION
やりがい
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近年は、生産工程の自動化やICTの活用に伴い、電気設計に関する知識を常にアップデートしなければ解決できない案件も多くなりました。年を追うごとに学習すべき技術や知識が増えていく中で、今もこの仕事に魅力を感じているのは、モノづくりの楽しさを得られるからです。設計に関わった生産設備やラインがトラブルなく稼働し、周囲の方々から「さすが、ヒエンさん」と感謝の言葉を掛けられた時に、本当にこの仕事に就いてよかったと感じます。その期待に応え続けることができるよう今後も努力していきたいと思っています。
EPISODE
心に残る仕事
生まれ故郷のベトナムにある子会社で新規生産ラインの立ち上げに関わったプロジェクトは、今も心に残っています。当時、入社3年目だった私が初めて一人で担当する大規模案件で、出張期間も短く設備の台数も多かったことから、当初は不安な気持ちで一杯でした。現地社員と業務を分担し、日本にいる先輩にリモートでサポートを受けながら、何とか期日までにラインの立ち上げを完了できました。ちょうどその時期は、ベトナムの旧正月だったこともあり、会社周辺が賑やかに飾り付けられ、誰もが幸せそうな笑顔にあふれていました。そうした素晴らしい日に業務を終えたことに喜びを感じ、それ以降、一人でプロジェクトを担当する自信を培うことができた思い出深い仕事になりました。
VISION
めざす目標
電気設計に関する基礎的な知識については一通り習得できましたが、まだまだ生産性を向上させるスキルを磨かなければいけないと思っています。通常業務での学びに加え、もっと積極的に社内外の勉強会やセミナーに参加し、そうしたスキルを向上させたいと思っています。また、現場の各生産工程をさらに勉強し、これまでにないスマートで高度な自動化設備の開発にもチャレンジしてみたいですね。
CAREER STEP
私のキャリアステップ
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2018年
生産技術部
電気設計グループ生産設備の組立
制御盤製作、
機体配線工事を担当 -
2019年
生産設備の
電気ハード・ソフト
設計を担当 -
2022年
画像検査、
ロボットアームを
組み合わせた設備の
電気設計、既存設備の
改造・トラブル対応を
担当